19日に開幕する冬季アジア札幌大会の聖火の採火式が5日夜、札幌市中央区の大通公園で行われた。アイヌ民族の伝統的な方法で火がともされると、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。

 先住民族の文化を世界に発信しようと大会組織委員会(事務局・札幌市)が企画した。アイヌ文化の担い手を育てている札幌大ウレシパクラブの学生と、胆振管内白老町のアイヌ民族博物館の若者が参加した。15人がイヨマンテリムセ(クマの霊送りの踊り)を踊り、4人が火打ち石でキノコの一種サルノコシカケの炭に着火する作業に挑んだ。

 予定した3分の踊りの時間内に火はつかなかったが、15分ほどで燃え上がり、ランタンの点火に成功した。
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