群馬県の大学野球の強豪、上武大で難聴のハンディを抱える3年生外野手がベンチ入りを目指して奮闘している。利根商高出身の芳沢尚人。昨秋の新チーム始動後に練習試合で結果を残し、初めて2軍に上がった。特に打撃と走塁に自信を持ち、「まずは代打で1軍に上がりたい」と努力の日々を送る。◎シュアな打撃走塁が持ち味 芳沢が難聴を発症したのは生後間もない頃、高熱が原因だった。両耳には補聴器を付けているが「言葉」は聞こえない。今も、わずかに聞こえる音と唇の動きを頼りに周囲と会話する。

 野球と出合ったのは小学4年生の時だ。先に始めた兄の勧めで地元の軟式学童「月夜野イーグルス」に入って夢中になった。中学ではエー...    
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