今季初実戦の松井稼頭央が日米通算24季目の経験を見せつけた。五回無死一、二塁、2番手の内海哲也から放った先制タイムリーは空いていた一、二塁間を破る巧打。「打ち損じないようにだけ意識した」といういぶし銀の一打に梨田昌孝監督も「外角低めの難しい球をよく打った」とたたえる。

 昨季、不振を極めた。西武で1軍定着した1996年以来、大リーグ時代を除いて最少の56試合出場にとどまり、打率も2割1分3厘。巻き返しを期す今季は、例年のように久米島に残らず、志願して1軍と共に移動した。「緊張感のある1軍でやりたい」と刺激を求めた今季初実戦だった。

 球史に残る名選手。だが孤高の存在ではなく、練習では率先し...    
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