巨人、DeNAで戦力外の苦汁をなめた36歳の久保裕也がラストチャンスをものにした。テスト登板を終え、タクシーで宿舎へ戻る途中に携帯電話が鳴った。球場に戻ると、球団の星野仙一副会長から「合格だ」と告げられた。諦めかけていた現役続行の道を切り開き、「本当に涙が出るくらいうれしかった」と喜びに浸った。

 結果次第ではプロ野球人生の最後になるかもしれないマウンドに「1パーセントでも可能性がある限り戦い続けよう」と強い覚悟を持って向かった。

 先頭打者に意表を突かれるバント安打を許したが、持ち味の多彩な変化球を生かし一ゴロと三振併殺で切り抜けた。味方の好プレーにも助けられ、「しっかりした内容ではなか...    
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