忘れてはいけないことがある。7月8日のファイターズ戦(札幌D)。二木康太投手は打たれた。初回だけで7失点。二回も打たれ、さらに2失点。結局、3回9失点でマウンドを降りた。惨めな気持ちでベンチに座った。居場所がなかった。チームは3-12で大敗。宿舎に戻ると自室でふさぎ込んだ。

 「つらくて情けなくて…。オレはなにをやっているのだろうと思いました。チームに迷惑をかけてしまった。部屋から一歩も出ることができませんでした」 夕食を食べていなかったが、ホテルの食事会場に顔を出す気には到底なれなかった。チームメートに合わす顔がない。真っ暗な部屋の中、ずっとベッドの上で大の字になり、天井の一点だけを見...    
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