一つの勝敗が命運を大きく左右するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。計り知れない重圧がのしかかるからこそ、経験豊かなまとめ役が欠かせない。「チームとして一つになる雰囲気をつくれたら」。現日本代表で唯一の3大会連続出場となるソフトバンクの内川聖一外野手は、役割をそう心得ている。

 その意識は所属球団のキャンプからも見受けられた。9日のシートノックでは、自分の番でなくても1球ごとに大声で「ナイス送球」「最高だ」。34歳のベテランながら、同じ日本代表の元気印である松田に負けじと盛り上げた。「こういう細かいことが大事」。淡々とした口調とは裏腹に、体から周囲を元気づけるようなオーラを放っ...    
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