◇プロ野球キャンプ 初めてフリー打撃で投手を務めてから1時間後、中日の大野はまだブルペンで投げ続けていた。その大半が直球。「しんどい時にどう投げられるかが大事。球の走りはそこそこ良かった。すごく順調です」。充実の汗をぬぐった。

 キャンプのテーマは明確。「持ち味は真っすぐ。強い真っすぐにしたい」。かつて吉見に「大野は思いきりど真ん中にストレートを投げておけばいい」と言われた最大の強みを磨き直す。打撃投手では4分の1がファウル。押し込んでいる証しだった。

 昨年の今ごろは「140キロでもキレがあればいい」と考えていた。根拠は2015年のデータ。「球速は出てなかったけど、被打率が良かった」。自己...    
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