稀勢の里の横綱昇進を、人一倍喜んでいるのが地元牛久市の市民活動課の職員たちだ。広報紙の発行など本来の業務に加え、二〇〇四年からは「稀勢の里郷土後援会」事務局として応援ツアーの企画や番付表の発送など、後援会の活動を陰で支えてきた。

 五年前、「祝優勝」の懸垂幕を製作した市教育委員会総務課の安藤哲也さん(43)は、ようやく庁舎に掲げられる垂れ幕に、「もっと早く掲げられると思っていた。長かったけど、優勝と昇進の朗報がいっぺんに届いたので、作ったかいがありました」と感無量の表情を浮かべる。

 課員時代から六年間、現在は課のトップとして後援会業務を担う糸賀珠絵(たまえ)さん(49)は「仕事は市のPR...    
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