二つの夢がかない、水谷は充実感で満たされていた。男女を通じて単独最多となる9度目の優勝。そして、会場を埋め尽くした6100人、満員の中でのプレー。「初優勝した(17歳の)時からこの記録を狙っていたし、卓球をメジャーにさせたい気持ちがあった。リオで結果を残して注目を浴びた。今までで一番多くの観客、多くの声援でうまく流れに乗れたと思う」 準決勝は序盤2ゲーム、決勝は第1ゲームを奪われ、追い掛ける展開。しかし、慌てず、相手の弱点を見極め、水谷のペースに持っていく。リードを許していても、ヒヤリとする場面は一切なかった。「一つ言えるのは他の選手と圧倒的な力の差があるから」と言い切った。

 31歳で...    
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