大相撲初場所十四日目は二十一日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東大関稀勢の里(30)=本名萩原寛(はぎわらゆたか)、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が13勝1敗とし、悲願の初優勝を決めた。千秋楽の横綱白鵬戦を残すが、場所後の横綱昇進の可能性も出てきた。

 稀勢の里は先場所、優勝した鶴竜と2差の12勝3敗だったが、昨年は年間最多勝と安定。初優勝したことで、番付編成を担う二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)や横綱審議委員会の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は昇進に前向きな意向を示した。

 新入幕から所要七十三場所での初制覇は史上二番目の遅さ。新大関から所要三十一場所での初優勝は昭和以降では最も遅い。...    
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