「有希ちゃんおめでとう」―。山形市のクラレ蔵王シャンツェ(蔵王ジャンプ台)で20日に開催されたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会。個人総合2位の伊藤有希選手(土屋ホーム)が逆転優勝を決めると、会場は大きな歓声に包まれた。県内外から詰め掛けた約3千人の大観衆はトップジャンパーの飛躍に酔いしれ、日本人選手の優勝で喜びに沸いた。

 競技開始直後の天候は比較的穏やかだったが、徐々に雪が強くなった。それでも選手たちは蔵王の夜空にアーチを描き続けた。観客はチアホーンを鳴らすなどしてもり立て、90メートルを超えるジャンプが飛び出すと、どよめきと大歓声を上げた。

 伊藤選手は表...    
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