大好きな潮風に触れられる古里に帰ってきた。東京電力福島第1原発事故による避難指示が昨年7月で解除された福島県南相馬市小高区。サーフボード製造会社「MSP」を営む室原真二さん(48)は今月4日、東日本大震災後に休止していた工場の稼働を再開させた。福島県サーフィン連盟理事長の室原さんは、国内有数の波乗りスポットである同市北泉海岸の復興にも尽力。「サーフィンで地元を再生させたい」と夢を描く。<真っ先に帰還> 自宅に隣接する200平方メートルの工場で、4人の社員が忙しく作業する。コンピューターの入力データに合わせて自動的に材料が削られ、サーフボードが次々と仕上がっていく。当たり前だった日常が、...    
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