初場所(両国国技館)で、元若の里の西岩親方(40)=本名・古川忍、青森県出身=が、審判デビューを果たした。関脇を17場所務めて人気を集め、惜しまれつつ引退してからまだ1年半足らず。審判を務めるには異例の早さだが、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の不慮のけがで代役を任され「間違いのないように」と土俵に鋭いまなざしを送る。

 審判は5人一組の親方衆が、序ノ口から幕内後半まで日によって持ち場を変えて土俵下に座る。朝一番の組を担当した日には「自分の若い頃を思い出した」と懐かしさを感じた。

 審判部の控室は、恩師で故人の元横綱隆の里が鳴戸親方として審判を務めていたころに詰めていた場所。名だたる親方...    
<記事全文を読む>