◆障害者水泳・風間健太郎さん(19)=桐蔭横浜大2年 深く息を吸って、プールに飛び込んだ。左腕で水をつかみ、ぐんぐん前へと進む。

 「手が入ると同時にお尻を上げる。そう、いいぞ」。コーチの声が屋内に響く。バタフライで二十五メートルを泳ぎ切り、水上に顔を出した。「今の動きだよ。タイミングをしっかり取って」と声をかけられ、「分かりました」と笑顔を見せた。

 先月、NECグリーンスイミングクラブ玉川(川崎市中原区)。東京パラリンピックを目指し、練習を重ねる。「泳ぐのが好き。もっとタイムを出したい」 三歳の時、友達の家で遊んでいるときに誤って二段ベッドから落ち、頭を強打した。脳挫傷と診断され、右半身...    
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