リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーの決勝に進出した8チームは事前に主催者側から「入場の時に何かしらのパフォーマンスをやってほしい」と依頼されていた。それはメンバーにも伝えられていたという。

 そして迎えた決勝当日。バトン練習やウオーミングアップを終え、さあ本番モードという時だった。苅部俊二コーチから「何かポーズは考えた?」と問われた。メンバーは「あっ、やばい。考えてない。どうしよう、何にしようか」と、てんやわんや。なかなか妙案が浮かばない。

 次第にスタート時間が近づいてくる。入場を待機する招集所で、飯塚が「日本らしく侍のポーズがいいんじゃない?」と提案すると、他の3人は「そうし...    
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