「たすきをつなごうとしたが、誰もいなかった」。山梨学院大9区の古賀裕樹が鶴見中継所へ到着した時、アンカー熊代拓也の姿はなかった。

 31年連続31度目出場の歴史の中で、2度目出場の64回大会(1988年)以来の繰り上げスタート。「何が何だか分からず、現実を受け止められなかった」。伝統のプルシアンブルーのたすきを着けたままひざまずいた場面は、苦難続きのレースを表していた。...

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