「サッカー人生の目標地点は、何も決めていない。勝負の年になるこの1年間で、全てを出し切ることしか考えていない」。言葉に力がこもる。

 筑波大を経て、2015年にJ1川崎に入団。初年の第2ステージ中盤以降にレギュラーを奪い、8試合に先発出場、1ゴールを記録した。だが、さらなる活躍が期待された昨季、先発入りはわずか1試合。不完全燃焼に終わった。

 父正市さん(58)からの叱咤激励が胸に突き刺さる。「もう後がないと思え。この1年が勝負だぞ」。厳しいプロの世界。1年の期限付き移籍とはいえ、川崎で来季プレーできる保証はない。「外に出された意味は理解している。『中野の活躍で、仙台は上位に進出できた』。...    
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