「打率4割、100盗塁を」。東北楽天の聖沢外野手が定位置奪還を期して昨年11月の契約更改で掲げた超人的な目標が気になっていた。聞けば「厳しい立場にあるから」。確かに中堅の31歳でけがもないのに、2月のキャンプがベテランのような2軍調整というのは微妙な立場ではある。

 昨季は5月に首位打者争いをするほど好調だったが、規定打席到達目前の時期から出番が減った。オコエや島内の活躍、外国人の途中加入で存在感が薄まっていた。「周囲に関係なく試合に出続けるために圧倒的な数字を残す」と言うのは背水の陣のようなものだ。

 昨秋にフリーエージェント移籍も考えたが、年俸減をのんで残留した。理由は「幼い子供に仙台...    
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