悔しい一年となった。吉田裕太捕手のプロ3年目。不名誉な記録だけが残った。24試合に出場し、30打数(35打席)無安打。昨シーズンの日本プロ野球における最多打数ノーヒット。そして野手に限るとシーズンを通しての無安打新記録となってしまった(これまでは1973年、広島・久保俊己のシーズン32打席無安打)。苦しみ、もがき、悔しい思いをした一年を終え、吉田は新たなスタートを切った。

 「キツかったですね。ヒットがほしいと焦ると、ますます打撃がおかしくなる。悪い方にどんどんいってしまった。ヒットを打ちたい気持ちばかりが前に出て、気持ちも落ち着かない。打撃フォームも少し結果が出ないと変えてしまって、そ...    
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