「一本でも多くヒットを打ちたい。その積み重ねで15年やってきた」。引退会見で後藤光尊氏は淡々と現役生活を振り返った。

 175センチ、75キロと小柄な体でドラフト10巡目からはい上がり、強打の二塁手として第一戦で活躍。安打は1265本を数えた。

 「現役生活は悔しいことの方が多かった。それでも、一本のヒットを打つため重ねた努力は誇りに思える」。派手なプレーから天才型の印象が強いが、支えていたのは人一倍の練習量だった。

 東北楽天に来てからは、秋田出身の東北人の思いも胸に秘めた。「僕たちはプレーでしかアピールできない。東日本大震災以降、少しでも元気を届ければという思いでやってきた」 昨季は50...    
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