二〇一九年ラグビーワールドカップ(W杯)の県内会場となる県営熊谷ラグビー場(熊谷市)の大規模改修工事で、バックスタンドへの屋根の設置が見送られることになった。工事の発注方式を巡って、県議会で自民、公明両会派から懸念の声が相次いだためだ。W杯では全国や海外のファンが熊谷に足を運ぶが、快適性が後退することになり、関係者からは「熊谷を全国に発信する絶好のチャンスなのに」と恨み節も出ている。

 (冨江直樹) 熊谷ラグビー場の客席は九千二百席だが、現在のバックスタンドを解体した場所に大屋根付きの新たなメインスタンドを設け、芝生の立ち見席となっている二カ所のサイドスタンドに客席を新設するなどして常設...    
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