8月、リオデジャネイロ五輪。金藤理絵(Jaked、ぎふ瑞穂SG)が女子200メートル平泳ぎで金メダルを手にした競泳会場。興奮が一段落した取材ゾーンに、加藤健志コーチの一言が響いた。

 「努力すれば五輪でも金メダルが取れることを、あいつが証明してくれた」 引退の花道とも考えていた昨夏の世界選手権(ロシア・カザニ)で惨敗。ここから2人は腹をくくって五輪を目指すのだが、その道のりがすさまじい。ヘルニアに苦しんできた金藤に対し、臆病になっていたという加藤コーチは「壊しては駄目だが、壊す覚悟」でメニューを組んだ。

 第1ステージと定めた年明けまでは「最強の強化」。徹底した泳ぎ込みで、泳ぎも体も、そし...    
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