東日本大震災の被災地で、総合型地域スポーツクラブを運営するNPO法人が、仮設住宅などで不自由な暮らしを続ける高齢者の運動教室を定期的に開催している。心身の健康づくりと地域のコミュニティー形成に一役買う。<介護予防に汗> 「いち、に、さん」。指導員の掛け声に合わせ、5人の高齢者が気持ち良さそうに体を曲げ伸ばしした。宮城県七ケ浜町の老人福祉センターで週1回開かれる「元気塾」。地元の「アクアゆめクラブ」が主催する。ボールを使った筋力トレーニングや足踏みなど、体の機能を維持する介護予防の運動で1時間半ほど軽く汗を流す。

 受講する阿部さち子さん(86)は自宅が津波で流され、一時は東京などに避難し...    
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