9日、現役引退を表明したプロボクシング世界3階級王者の長谷川穂積選手(35)=真正、兵庫県西脇市出身=は、阪神・淡路大震災の傷痕が色濃かった神戸で力をつけ、兵庫県内のジムから初めての世界王者となった。近隣の商店街や震災遺児らと交流を持つなど地元とのつながりも深く、人懐っこい性格で多くのファンの心を引きつけてきた。

 1999年にプロデビューした長谷川選手は、6年後の2005年に世界王者になると、震災遺児の支援拠点「神戸レインボーハウス」(神戸市東灘区)を訪問し、子どもたちにパンチの打ち方を手ほどきするなど交流した。翌06年に神戸で行われた防衛戦には遺児らを招待し、TKO勝ちで喜ばせた。

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