1964年東京五輪のマラソンで銅メダルに輝いた円谷幸吉(福島県須賀川市出身、40~68年)が、自死の1カ月前に友人に送った手紙が保管されていることが分かった。翌68年のメキシコ五輪出場を目指しながらもけがの回復が遅れて見通しが厳しいこと、ゼロから再出発する決意などが記されている。関係者は、自死前の心境を知る貴重な資料として注目している。

 手紙をもらい所有していたのは中央大第二経済学部(夜間)で同級生だった横浜市の無職神立(かみだて)修司さん(73)。円谷は67年8月に椎間板ヘルニアとアキレス腱(けん)の手術で都内の病院に入院し、11月上旬に退院した。

 手紙は見舞いや見舞状に対する返礼で...    
<記事全文を読む>