10年越しの夢は、はかなくもついえた。J1明治安田チャンピオンシップ決勝第2戦で、浦和は鹿島に敗れ、年間王者の座を逃した。「何かが足りない」「今年こそはと信じていた」。会場の埼玉スタジアムで、浦和の街中で、サポーターらはため息すら忘れ、悲嘆に暮れた。

 埼玉スタジアムに集まった浦和サポーターはため息すら忘れ、ただぼうぜんと静まり返った。1―1の後半33分、PKを献上し、この日一番の大声援をGK西川選手に送った。だが鹿島の金崎選手にネットを揺らされ10年ぶりの頂点を逃した。

 「6万人の声で浦和史上最高のホームをつくろう」―。試合前にサポーターの入り口に掲げられた横断幕。一体となった応援で浦...    
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