東北楽天が創設された2005年度から在籍する最後の選手だった牧田明久外野手(34)が、今季限りで現役を引退した。経営難の近鉄がオリックスとの合併を発表したことに端を発した球界再編問題により04年秋、近鉄から新球団に入った。施設も戦力も不十分だった黎明(れいめい)期から地道に力を付け、13年には日本シリーズで本塁打を放って球団初の日本一に貢献した。引退後も仙台に根を下ろす牧田の野球人生は、チームの歩みそのものとも言える。牧田の12年をたどり、東北楽天の歴史を重ね見る。(浦響子)◎新天地へ/自分で希望した。後悔は全くない 左胸に「楽天」のワッペンを貼り付けただけの、真っ白な急造ユニホーム。...    
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