米国で経験を積み、応援してもらうことが当たり前ではないことを感じた。世界の広さも経験する中、広島という小さな町に僕のことを待ってくれる人がいる。メジャーで投げる以上の充実感があるのではと思った。(2015年2月16日の復帰会見) 8年ぶりとなる広島東洋カープへの復帰を黒田は電撃的に決断した。14年12月26日午前10時すぎ、球団本部長の鈴木清明に「帰ります」と米国から連絡。自宅のあるロサンゼルスは現地時間12月25日午後5時すぎだった。

 ▽きっかけを模索 この日、早朝に目覚め、ずっと悩んでいた。条件提示の金額はパドレスが年俸21億円、ドジャースも同18億円プラス出来高と破格だった。カー...    
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