黒田にとってドジャースで4年、ヤンキースで3年の米大リーグ時代は「苦役」だったという。年俸総額が100億円を超えた7年間は常に重圧が付きまとい、言葉や文化の壁にも苦しんだ。支えとなったのは自分と闘い、相手と競い争う心。メジャー79勝の原動力は「なめられたら終わり」という闘争心だった。

 ▽報復の球投じる レギュラーシーズン通算212試合に登板し、2010~14年は5年連続2桁勝利。先発投手として計算できる安定感に「KURODA」の値打ちがあったのは間違いない。一方で、5試合に先発したプレーオフでは、ベンチの計算を度外視した闘争心を発揮した。

 ドジャース1年目の08年のことだ。連敗で迎えた...    
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