嫌というほど悔しさを味わったから、再びフィールドを駆け回る表情は実に明るかった。関西大学リーグ、同大のWTB松井千士(ちひと)(4年)。12日に行われた関大戦に今季初出場すると、3トライを決め「素直にうれしかった」と久々の感触に酔いしれた。

 7人制男子日本代表で活躍してきたが、リオデジャネイロ五輪はバックアップメンバーに甘んじた。4強入りしたチームの快挙も素直には喜べなかった。さらに帰国直後、右脚付け根部分を剥離骨折するアクシデントに見舞われた。

 失意の連続にも、心は折れなかった。「リオに出られなかった悔しさは今でも残っている。それを整理する時間になった」。長いリハビリの間、チームメー...    
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