川崎市内の小学校を巡回して障害者スポーツ(パラスポーツ)の魅力を子どもたちに伝える市の取り組みが先月、本格的に始まった。

 それがいったいどんなものか。宮前区の有馬小学校の体育館で行われた、車いすバスケットボールを取材した。参加したのは同小の四年生約六十人。講師は、元車いすバスケ関東選抜のメンバーで、高津区在住の斎藤尚徳(なおのり)さん(37)と、車いすバスケのチーム、湘南SC主将長田(おさだ)龍司さん(41)。

 斎藤さんは、骨肉腫のため右脚の膝が九〇度までしか曲がらない。長田さんは背骨を骨折し、下半身まひで歩けない。

 二人は子どもたちの前で自らの障害に触れつつ自己紹介し、長田さんは「障...    
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