「二〇二〇年東京オリンピック 宮城県長沼ボート場」と書いたポスターをボンネットに貼った車が、十月十日に仙台市を出発、全国行脚している。運転を一人で続けるのは仙台市青葉区で漢方医学を実践する恒賀(つねが)敏晴さん(81)。二日に横浜市を通過した。

 恒賀さんは、自動車用の「仙台ナンバー」が登場して今年で十周年になるのを記念し、東日本大震災の復興支援への感謝の気持ちも込めた全国一周を計画していた。出発を控えた九月末に、二〇年東京五輪・パラリンピックのボートなどの会場として宮城県登米市の長沼ボート場を使う案が浮上した。

 地元に五輪を誘致し、震災復興を加速させようと、急きょポスターを制作。これま...    
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