九月十八日夜、サッカーJ2・FC岐阜のホーム長良川競技場。愛媛FCに先制されたが、1点を返してもつれ込んだ後半ロスタイム、MFレオナルド・ロシャ選手(31)のコーナーキックが緩やかな弧を描いてゴールに吸い込まれた。直後に、スタジアムは歓喜の渦に包まれた。

 ラモス瑠偉前監督(59)が解任され、七月二十五日の札幌戦から指揮を執った吉田恵監督(43)が、初勝利したのは八試合目だった。試合後の勝利会見で吉田監督は一呼吸置いて話した。

 「ああいう監督の後、選手が自分に付いてくるのは難しいとは思っていた」 このひと言が、後任指揮官の重圧を物語っていた。■名選手だが ラモスが来た-。二〇一一年から三...    
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