会見に臨んだ陽岱鋼の目には、涙が浮かんでいた。「日本シリーズ終了後、1週間悩み、決めたのは、きょう(7日)の朝6時。眠れなかった」。苦しんだ末のフリーエージェント(FA)宣言だった。

 球団が若手優先のチーム編成を基本とする中、日本ハムは以前からFA移籍による主力流出が続いている。2013年に鶴岡捕手、14年には小谷野、大引両内野手がFA移籍した。

 若手中心に切り替えることを、球団から直接伝えられたわけではない。ただ、陽は今季、130試合に出場、2割9分3厘の打率をマークしたが、負傷の影響もあって終盤は打撃不振に陥った。日本シリーズでは第3戦以降、先発から外れた。シーズン後には、トレード...    
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