目をつぶると、その光景が鮮明に浮かび上がる。時にそれはスローモーションで襲ってくる。あれから、まだ1カ月も経っていない。しかし、その場面はいったい何度、頭の中を駆け巡っただろうか。キャプテン3年目で迎えた鈴木大地内野手の2016年シーズン。「伊東監督を胴上げする」と誓い、闘った日々は10月9日、福岡でのCSファーストステージ第2戦で早々についえた。そして、その敗戦の中で自身もミスをした。試合後の鈴木は肩を落とした。誰から声を掛けられても、反応をすることができなかった。ひたすら自分を責め、そのプレーを悔やんだ。

 「押せ押せムードをボクのバント失敗で止めてしまった。あの試合の流れを変えてし...    
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