二〇二〇年東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント会場の見直しを巡り、県は二十七日、戸田市の彩湖で開催した場合の整備費の独自試算をまとめた。上田清司知事が突如、誘致を表明してから約二週間と急ピッチでの作業。都の試算より二百九十二億円少なく、県は都の現計画より「安上がり」になるとアピールする。ただ、荒川調整池の彩湖で会場整備が可能なのか、置き去りにされた課題もある。

 (冨江直樹) 県の案では、国際基準に適合した長さ二千メートル、幅約百六十メートルのコースが設置可能としている。整備費の試算では、観客席やテレビ撮影用の仮桟橋の設置、護岸や掘削などの本体工事で百五十億円。周辺整備費...    
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