集団演武でギネス新記録樹立を目指す「空手の日記念演武祭」参加者の中には、海外から訪れた空手愛好家もいる。ブラジルの県系2世、仲地松輝さん(77)もその一人。「沖縄で空手ができるのは、この上ない幸せ。思い切って挑戦したい」と意気込んでいる。

 仲地さんが空手と出合ったのは10歳のころ。出稼ぎでブラジルに渡った本部町出身の亡き父、利徳さんから手ほどきを受けた。

 当時は「戦争に負けたのだから日本へ帰れ」と暴力を振るわれることもあった。父から「首里手」を教えてもらったが「けんかに使うな。受けるだけで相手も痛い。辛抱しなさい」と強く言われた。言葉通り、相手の攻撃を受け止めるだけで暴力はやんだ。

 護...    
<記事全文を読む>