「よっしゃー」。ゴール後、高々と手を上げた2人の気持ちのいい声が響いた。カヌー少年男子スプリント・カナディアンペア200メートルで島根の出雲農林高ペア、長島啓人(3年)、中尾一稀(2年)は、500メートルで後じんを拝した千葉に0・656秒差で勝ち喜びを爆発させた。

 技術の長島、パワーの中尾の名コンビ。今夏の中国総体200メートル、日本ジュニア選手権500メートルに続くタイトルをつかんだこの日の決勝は、大畑篤郎監督が「個の力で負ける相手に、チーム力で勝った」とたたえるレースとなった。

 2日前の500メートルは年代別日本代表ペアの千葉に残り200メートルで突き放され、2位だった。雪辱を期す...    
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