高次脳機能障害を乗り越え、ペダルを踏んで10年。パラリンピック自転車競技の金メダリスト石井雅史選手(藤沢市)が、現役を引退する。集大成として臨んだリオデジャネイロ大会では、メダルには届かなかったものの3種目で入賞。4日、藤沢市役所を訪れた43歳は「達成感でいっぱい」と語った。

 北京、ロンドンに続き出場した今大会、厳しさと喜びを味わった。

 最終種目だった男子個人ロードレース。自身にとって現役最後のレースだったが、疲労による複視の症状が発症。監督が「危険」と判断し、途中棄権を決めた。

 同種目では、山間部を走っていたイランの選手が下り坂でカーブを曲がりきれず、壁に衝突。帰らぬ人となった。「...    
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