意地とプライドの勝利だった。ボートの少年女子かじ付きクォドルプル決勝(1000メートル)に臨んだ県選抜が、昨秋続いて同種目2連覇を達成した。周囲の期待が大きかっただけに、レース後、5人は艇上で何度も互いに手を取り合って喜びを分かち合った。

 今大会の決勝は8艇勝負だった。予選、準決勝をトップ通過した県選抜は真ん中の3レーンとなり、抜群のスタートを決めた。だが残り500メートル付近で負けられない思いからか、力んでペースを乱した。

 「明らかに減速した。メンバーに初めて焦りの色が見えた」とかじを取る小林希衣(日田高3年)。昨秋のVメンバー村岡美晴(三隈高3年)も「今までにない緊張を味わった」と...    
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