「1位しか狙っていなかった」という2人にとっては悔しい準優勝だった。カヌー少年男子スプリント・カナディアンペア500メートル決勝で長島啓人、中尾一稀の島根・出雲農林高ペアは0・727秒差で惜しくも千葉に屈し、肩を落とした。

 2年生の中尾のフィジカルの強さ、3年生の長島の巧みなカヌーのコントロールで、8月の中国総体は500メートル2位、200メートル優勝、日本ジュニア選手権500メートル優勝の実力。夏以降、長い距離をこぐのに加え、スピード強化でさらに力を付け、「2冠」を狙って乗り込んだ国体の最初の種目だった。

 9艇で争う決勝レースは実質的に千葉との一騎打ち。選抜チームの千葉の2人はそれぞ...    
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