胆沢(いさわ)川の激流1500メートルを下り終え、1秒78差の2位。カヌー成年女子ワイルドウオーター・カヤックシングルで2年連続準優勝の福本かな子(鳥取・皆生養護学校教)は「手の届くところだから、より悔しい」と昨年とは違う感情に包まれた。

 水量が多く、スタートとゴールの高低差の大きい、国内屈指の難コースで40歳のベテランは安定したパドルさばきを見せた。

 コースの中でも流れの激しい前半は「とにかくラインを外さないように」と流れを読み、やや流れの緩くなる後半は、勝負を懸けて両手の握力がなくなるまで「気を抜くとパドルを落としてしまう」というほどこいだ。

 スタート地点まで戻って順位掲示のモニタ...    
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