あと1点を失えば相手のマッチポイント。電光掲示板が無言の圧力をかける。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム、16-19。リオデジャネイロ五輪バドミントン女子決勝に臨んだ高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス、宮城・聖ウルスラ学院英智高出)は敗色濃厚になりながらも、ここから5ポイント連取で奇跡的な勝利を収めた。日本バドミントン界に初めてもたらされた金メダル。力と力、裏を読み合う駆け引きなどによる壮絶な「3分5秒の逆転劇」を振り返る。(剣持雄治)◎金メダル3分5秒の逆転劇(上) 個人や団体にかかわらず、球技も、格闘技も、ある一つのプレーがきっかけで試合の流れが変わる。今回の逆転劇について、...    
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