地元の大歓声を力に一気に頂点まで登り詰めた。フェンシング成年男子フルーレで岩手が初優勝。悲願を達成した3人は抱き合って喜びを爆発させた。監督兼任の佐々木は「会場の声援がみんなの励みになり、プレーにつながった」と感謝する。

 勇気を持って難敵を退けた。決勝で当たった宮城は、ロンドン五輪団体銀メダリストの千田健、淡路を擁する優勝候補。第1試合で千田健と対戦した藤野は、日本代表の練習で何度も剣を合わせた経験を生かした。「相手が前に出るタイミングでしっかり打つ」との狙い通り、5-2で勝って勢いに乗せた。

 続く元日本代表の工藤は敗れたが、後がない状況にも佐々木は「自分で決めてやる」と強気だった。過...    
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