先発濃厚だった第7戦はなくなり、広島の黒田の現役生活は幕を閉じた。初めて出場した日本シリーズは札幌ドームでの第3戦に先発し、脚がつったため六回2死で降板。大谷に投じた134キロが最後の1球となったが「(終わった)実感がない。あした投げる準備をしていたので。自分の野球人生が終わるというより、負けてしまった気持ちの方が強い」と率直な思いを口にした。

 米大リーグのワールドシリーズ出場もなく、日米を通じて初めての頂上決戦。「今まで一生懸命野球をやってきて良かった」と感慨深げな右腕。マツダスタジアムのファンの前で最後に投げることはできなかったが、試合後にグラウンドに整列した際は感謝の声が送られ「...    
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