とびっきりの笑顔と共に、栗山英樹監督(55)が8度、宙を舞った。29日夜、プロ野球の北海道日本ハムが10年ぶり3度目の日本一に輝いた。「日本一より、野球が面白いとみなさんが思っていただけたならうれしい」。「1番・投手・大谷翔平」の初球先頭打者本塁打など、大胆かつ常識にとらわれない采配で漫画のような劇的なシーンを何度も演出、ファンの心を熱くした「5年目の栗山野球」が完結した瞬間だった。

 日本一を決めた日本シリーズ第6戦、この日も「栗山流采配」がさえにさえた。同点の八回2死満塁、中田翔選手の打席で大谷選手をネクストバッターズサークルに立たせたのは相手投手の動揺を誘う作戦だった。「大谷を代打...    
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