プロ野球ドラフト会議が20日に東京都内で行われるが、今年のドラフト戦線は1人の右腕を中心に回っている。各球団の戦略を大きく左右しているのが創価大の田中正義(せいぎ)投手(22)だ。

 186センチ、89キロの恵まれた体から繰り出すボールは最速156キロ。ただ速いだけではない。中日の中田スカウト部長は「球の質がいい」と絶賛する。好調時は、打者が狙っていても前に飛ばすのが難しい。プロでもめったにお目にかかれない球威の持ち主なのだ。

 日本ハムの大谷、阪神の藤浪と同学年。創価高時代は無名だった。大学2年の春、東京新大学リーグでデビューすると一気に開花した。チームを優勝に導き、6月の全日本大学選手...    
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