「この経験は絶対次に生かして、もっと強くなりたい」。リオデジャネイロ五輪準々決勝で奥原希望(日本ユニシス)に敗れ、山口茜(福井・勝山高出身、再春館製薬所)は目を真っ赤にしてこう言っていた。あの日から約1カ月。国際大会“7度目の正直”で、高い壁を越えた。3学年上の奧原に初勝利し、山口は「日本のみなさんや両親の前で初めて勝てたことがうれしい」と素直に喜んだ。

 まるで“あの日”を再現しているようだった。第1ゲーム。強烈なスマッシュや、ネットぎりぎりにシャトルを落とすヘアピンなど緩急自在のプレーで怒涛(どとう)の13連取。試合の主導権を奧原に一切渡さず、21-11で先取した。

 「きょうは攻める...    
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