リオデジャネイロ・パラリンピック競泳男子の木村敬一選手(26)=東京ガス、栗東市出身=が17日の200メートル個人メドレーで全種目を終えた。5日連続の決勝レースで銀、銅計四つのメダルを獲得し、圧倒的な存在感を見せた。中学から東京で暮らす木村選手が滋賀に帰省するのは年に数日だが、古里は今も大切な場所になっている。

 全盲の木村選手は、水を捉える感覚を独特の感性で表現する。小学生の頃、週末に父の稔さん(57)と通った滋賀県立障害者福祉センター(草津市)のプールは「すかっとなる感触で軽い。実は泳ぎにくいんです」と苦笑い。だが「何も考えずに、ふらっと泳ぎに行ける場所」と深い愛着をのぞかせる。

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