2連覇の夢には届かなかった。リオデジャネイロ・パラリンピック視覚障害者柔道男子100キロ超級で、兵庫県南あわじ市出身の正木健人選手(29)=エイベックス=は準決勝で敗れた後、3位決定戦に勝利し、銅メダルを獲得した。2大会連続のメダルだが、公言していた金メダルではなく、「悔しさしか考えられない。サポートしてくれた人たちに申し訳ないとしか言えない」と絞り出した。

 畳を下りると、こらえきれず悔し涙がこぼれた。初優勝したロンドン大会後、「勝たないと意味がない」「結果がすべて」といった発言を繰り返し、自身を追い込んできた。世界の頂に立ったことで、背負うものの大きさに気付いたからだった。

 自腹での...    
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